赤い車のおかげでタイが釣れた。──株式会社トヨタレンタリース鳥取で知った、人と関わる仕事のやりがい
written by ダシマス編集部
株式会社トヨタレンタリース鳥取
「モビリティパートナー」として鳥取の移動を支える株式会社トヨタレンタリース鳥取。今回お話を伺ったのは、新卒1年目のレンタルスタッフ・中山さんです。元々は車が特別好きだったわけではなく、「地元で働きたい」という思いから選んだこの仕事。今では、数ある車種の面白さや、お客様との何気ない会話にやりがいを感じています。入社のきっかけやお客様とのエピソード、そしてこれからの目標まで。等身大の言葉で語っていただきました。
レンタル課 鳥取砂丘コナン空港店 中山幹太(なかやまかんた)さん
鳥取県鳥取市出身。大学進学のため県外で4年間を過ごすが、鳥取の環境が自分に合っていたことに気づき、地元での就職を決意。入社後は県内外から訪れるお客様へのレンタカーの貸し出しを中心に行うなかで、お客様との会話を大切にし、鳥取の魅力発信にも力を入れている。
車が好きだったわけじゃない。それでもここで働きたいと思った理由
──中山さんは、どんなお仕事をされているのですか?
僕の仕事は、簡単に言うとレンタカーの貸し出しです。レンタカーと言っても、乗用車だけではなくて、バンとかトラック、福祉車両などけっこう多種多様で。事故代車の手配もあります。
日々の仕事内容は、貸し出し、返却対応と、洗車など、次のための準備が多いです。一日の中でどれに時間を使うかは日によって違うんですけど、貸し出し対応が長い日もあるし、洗車が長い日もあります。レンタカーの貸し出し対応は基本的には一人でできる仕事ですが、分業して、契約書を出してお客様に説明する人、車両案内をする人が分かれる時もあります。
僕が働いているのは空港店で、ちょっと独特かもしれません。空港のターミナル内にもカウンターがあって、飛行機が来るタイミングで空港に行って対応して、終わったら戻ってきて、というようなことを飛行機が来るたびにしています。店舗の人数は日によって違いますが、5人から7人くらいで回しています。
──入社の決め手は何だったのですか?
入社のきっかけは、車が好きだったから…というわけではなかったです。今も車に強い興味があるわけではないし、詳しくもないです。車をメインで考えてたというより、地元で働きたいっていうのが一番大きかったです。大学は県外の岡山に出て、一人暮らしをしていました。岡山も楽しかったんですけど、人が多いところがあんまり好きじゃないので、ずっと居続けるのはちょっと嫌だなと思っていました。
鳥取は住み慣れた場所だし、両親も親族もいて、安心感があるんですよね。一人暮らしだとどうしても孤立感があったので、そういう面でも地元が自分に合ってるなと感じてました。鳥取で働こうって決めて、インターンもいくつか行って、結果として自分に合っていたのがここだった、という感じです。
トヨタレンタリース鳥取のインターンにも行ったんですが、美味しいご飯食べたことが記憶に残っています(笑)。刺身とか、すごい豪華だったんですよね。でも、食事がなくても行ってよかったです。雰囲気が一番良くて、硬すぎないというか、みんな明るくて、圧迫感がなくて。インターンから帰ってきた時に、僕がどうやらニコニコだったらしくて。そんな僕を見た母や鳥取の企業に詳しい知り合いからも背中を押されて、ここで働きたいと決めました。
「めっちゃ釣れたよ」レンタカーの貸し借りで生まれる、お客様との温度ある会話
──仕事のやりがいや面白さについて教えてください。
お客さんには、ビジネスの人もいれば、レジャーの人もいて、大体半々くらいです。鳥取って交通網が便利かと言われると、そうでもないので、レンタカーは必要な人にとっては本当に必要で。そういう必要なサービスを提供できていること、ありがとうって言ってもらえた時には、よかったなあと思います。
僕自身、鳥取が好きでここにいるので、鳥取のいいところを知ってもらうきっかけになるのもやりがいですね。観光で来られる方も多いので、「ここ美味しいですかね?」とか「これどこにありますか?」って聞かれることもあります。今日もラーメン屋さんの話をしました。そういう会話があると、レンタカーって“貸して終わり”じゃなくて、人と関わる仕事なんだなって感じます。
──お客さんと関わる中で、印象に残っているエピソードはありますか?
魚釣りにいらっしゃったお客さんですね。物凄く荷物が多くて、明らかに釣りだなとわかったので、「何を釣るんですか?」と聞いたら、兵庫の方までタイを釣りに行くっておっしゃってて。たまたま貸し出した車が赤色だったんですよ。タイと同じ色だったので、「きっとタイ釣れると思います。成果報告お願いしますね」なんて会話をしたんです。
返却が次の日だったので、帰ってこられた時に「昨日どうでした?釣れました?」と聞いたら、「めっちゃ釣れた」ってお話ししてくださって、「赤い車でよかったわ〜」って。そこから何回か来店していただいて、顔見知りで名前も覚えてもらって。送迎で空港まで5分くらいあるんですけど、その間ずっと話してました。冬は雪だから…ってこの前おっしゃっていたので、次は春かな。また来てもらえたら嬉しいです。
色でいうなら、暖色系。職場の日常的な雰囲気や距離感
──職場は、どのような雰囲気ですか?
職場の雰囲気は、すごくいいと思います。年齢が近い人が多くて、共通の話題が多いし、分からないことも教えてくれます。ラフな感じで、すごく優しいです。
普段は、会話がない時間ってほぼないんじゃないかな。ずっと喋ってるわけじゃないですけど、仕事のことも話すし、本当に関係ない話もします。最近だと先輩が「新車にした」って言ってて、車トークしてたり。休憩時間も話してるし、複数人でいると自然に会話が生まれる感じです。
雰囲気を色で言うと、暖色系ですね。ワイワイしてます。この前、女性陣がバレンタインでチョコを大量に買ってて、楽しそうにしていましたよ。お客さんにチョコを渡すために買ってきたはずなんですが、量があまりにも多くて。自分たちで食べる用もあるんじゃないかなと思いながら見てました(笑)。
同期との距離も近いですね。休みを合わせて米子市まで遊びに行ったこともありますし、先輩とお寿司を食べに行ったりもしました。
あと、空港のカウンターって他のレンタカー会社も隣にあるんですよ。会社は違うんですけど、結構色々話します。同業者だけど、普通に仲良いです。この前もラーメンに誘ったりしてくれました。その日は行けなかったんですけどね。またリベンジしたいです。
──入社前に抱いていたイメージと、実際に入社してからのギャップはありましたか?
仕事内容は事前に聞いていたので、そんなに大きくはないです。でも、いい意味でのギャップはあります。思ってたより取り扱い車種が多いんですよ。乗用車だけじゃなく、トラックとかバンとか、福祉車両とか。この仕事してなかったら触ることもなかった車がたくさんあって、そこはびっくりしました。新車が入ってきた時は、テンション上がりますね。お客様に貸し出すための準備をするときに、試乗で場内をぐるぐるしてみたりするんですけど、いつも好奇心をくすぐられます。
あとは、連休の予約が思ってたより多かったのもギャップです。鳥取ってそこまで多くないんじゃないかと思ってたんですけど、意外と来る人多いんだなって。鳥取は僕にとってはいいですけど、観光で来るにはパンチ弱い気がしていたので(笑)。そこは嬉しいですね。
はなから覚悟を持つこと。会社の一員だという実感
──この会社で、今後どのように成長していきたいですか。
将来のことは、まだそこまで先を見通して考えてるわけではないです。でも、短いスパンでの目標としては、今わかってることを、よりわかるようにしたいです。保険のことや補償のことなど、表面的には分かってるけど、その本質というか、内容の深い部分は分かり切ってないので、そういうところまで理解していけたらなと思います。
それと、今一番具体的な目標は外国のお客様対応です。もっとできることあるなと感じつつ、現状うまくできていない感覚があって。家族旅行で外国に行ったことはありますけど、僕、英語は喋れないんです。聞いて「何を言いたいか」はなんとなく分かるけど、こっちが伝えるとなると言葉に変換できないんですよね。もっとコミュニケーションが取れるようになりたいなと思います。最近はメールで外国の方とやりとりする機会も妙に多いので、そういうのも含めて、積み重ねて頑張っていきたいです。
──この記事を読むであろう学生の皆さんへ、ご自身の経験を踏まえたメッセージをお願いします。
そうですね、学生の方に伝えることがあるとしたら、責任感の話になるかもしれません。学生生活でもミスはあるけど、学生だとミスしても自分に返ってくるだけで、ウェイトはそこまで大きくはないじゃないですか。でも会社の一員として働くと、小さなミスでも責任の重さが大きい。「自分、社会人になったんだな」って実感します。
学生から社会人になって切り替えるというよりも、学生生活から切り替えておくことが大事だと思います。はなから覚悟を持つこと。受動的じゃなく、自主的に考え動いていること。ここは大切にしなければならないなと思います。
あとは、学生時代のあまりある自由時間を、より有効的に楽しんで欲しいですね。やっぱり社会人になると自由な時間は減るので、時間に対する考え方が変わりました。学生時代の自分に言うなら、「もうちょい英語頑張っておきな」って言いますかね。有用な時間にして欲しいなと思います。
トヨタレンタリース鳥取には、車が好きな人だったり、人と話すのが楽しいと思う人には向いていると思います。そういう方が入ってくれた方が、その人にとってもいいし、働いている皆にとっても頼りになると思うので。興味がある方は、是非来てほしいですね。
(取材・執筆:坂牧 真)
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